東京都のデザイン制作会社を一挙ご紹介
本記事では、目的の言語化から候補の絞り込み、実績・費用・著作権／二次利用といった権利、納期、コミュニケーション体制まで、見るべきチェックポイントをやさしく解説。さらに総合制作会社／専門特化／フリーランス／印刷会社のタイプ別特徴も比較し、あなたの課題と予算に合う最適なパートナーを見つけるお手伝いをします。
制作会社一覧
2025-01-07
文京区・御茶ノ水のデザイン会社
私たちは、デザインを通じてお客様の「困りごと」を解決し、「目指すこと」を実現するお手伝いをしています。 各セクションのプロフェッショナルをクリエイティブチームに揃え、企業の目標達成をサポートします。
（株）TONEGAWA
2025-01-27
映像の力でビジネスが加速する−エクセルアートの動画制作
企業のプロモーション動画、求人用イメージ動画、商品紹介動画、イベント映像、eラーニング用の動画教材、YouTubeチャンネル動画など、企画から納品までワンストップで制作を承ります。
エクセルアート（株）
2025-01-28
伝える、届ける、ビジネスを動かす−エクセルアートのデザイン制作
業界特化型の専門的・理系的デザインが得意な提案型企画・デザイン・印刷会社です。 プロモーション用チラシ・イベント告知フライヤー・パンフレット・学術資料などの組版デザイン・オリジナルノベルティ・書き下ろしイラスト・展示会ブースデザイン・3DCGモデリング・VRなど幅広い案件制作を承ります。
エクセルアート（株）
2025-02-06
バーコ（浮出）印刷
浮出印刷（バーコ印刷・Thermography）は、印刷物に高級感とインパクトを与える技法です。 この技法は、特殊な樹脂を熱で膨張させるアメリカ発祥の印刷方法で、立体感のある仕上がりが特徴です。 浮出印刷： 高級感と立体感: 印字部分が盛り上がり、視覚的・触覚的に印象を強めます。 デザインの幅が広がる: 銅版印刷のイミテーションとして始まりましたが、近年では高い付加価値を求める場面で幅広く活用されています。 上品な仕上がり: 弊社の浮出印刷はツヤを抑え、細い線や繊細なデザインも再現可能です。 メリット: 低コスト: エンボス加工の中でも比較的安価です。 小ロット対応: 少量から受注可能なため、柔軟に対応できます。 浮出印刷は、名刺や招待状などに最適で、お客様のブランドイメージを一層引き立てる仕上がりを実現します。 サンプルをご希望の方は、ホームページ内の「サンプルのご請求」バナーよりお申し込みいただけます。 ホームページ: https://www.doban.co.jp
銅版印刷（株）
2025-01-06
医局の資料応援サービス
「締切間近の医局資料もお任せ！医療・研究分野に特化した『医局の資料応援サービス』が、短納期でも高品質な仕上がりをお届け。安心のコスト管理で、焦りや不安を解消します。」
（株）晃栄社
2025-05-02
名刺’S（メイシーズ）
Webから名刺の注文ができるシステム「名刺’S（メイシーズ）」です。 名刺発注に関わる煩雑な作業時間の低減とコスト削減を実現します。是非、お役立てください。
（株）白橋
2025-03-07
イラスト・マンガ描きます
セントラル印刷ではイラスト・マンガの作成もしています！
セントラル印刷（株）
2025-01-30
まめ本
記憶に残る本をコンパクトに小さくしました。 思い出・記憶・感動を詰めこみました。 用途はアイデア次第。 ガチャカプセル・さりげない贈答の一品に。
（株）田中印刷東京支店
2025-10-03
高品質な伝統文様データをまとめて購入できる新プラン『セレクトシリーズ』
伝統文様の高品質なデータを、必要な分だけまとめてお得に購入できる新しいプラン「セレクトシリーズ」のご紹介です 。 豊富なラインナップの中からお好きな画像だけを選べるため 、デザイン制作のコストを大幅に削減し、クリエイティブの可能性を広げます。データは加工しやすいIllustrator形式でご提供 。一度購入すれば使用期限や回数の制限なく、販売する製品などにも安心してお使いいただけます。 デザイン素材の選定とコストにお悩みの印刷会社様、制作会社様に最適なサービスです。
東洋美術印刷（株）
デザイン制作会社 デザイン制作を依頼する業者・会社の選び方
まずは「何のためにデザインが必要か」「どんな成果を期待するか」をはっきりさせましょう。例えば、新商品の販促ポスターなのか、企業ブランディングのロゴなのか、あるいは小ロットで特殊加工が必要な印刷物なのか、といった目的を具体化します。目的が明確になれば、それに適した分野が得意な会社を選びやすくなります。
制作物にもよりますが、デザイン制作を依頼できる業者・会社には様々な種類があり、それぞれ得意分野が異なります。「デザイン制作＝デザイン会社」ではなく、制作するものによってはデザイン業務に特化した会社ではなく、印刷会社やものづくりを生業にしている会社も選択肢に入ることが多くあります。
特に印刷会社は、印刷物のデザインだけでなく、Webデザイン、パッケージデザインなど多種多様なデザイン業務をカバーしている場合が多く見られます。自社の案件内容にマッチした専門性を持つ会社を選ぶことが重要です。会社の種類を理解し、あなたのニーズに合った会社を絞り込みましょう。
候補となる会社の過去の制作実績を確認しましょう。公式サイトの事例紹介やポートフォリオを見れば、デザインのクオリティやスタイルを把握することができます。自社と同じ業界の実績があればベターです。実績豊富な会社は経験に裏打ちされた提案力が期待できます。
複数の会社から見積もりを取り、費用感や提供内容を比較しましょう。価格だけでなく、その料金に含まれるサービス範囲や納品物も確認します。極端に安い場合は対応範囲が限られていないか注意が必要ですし、高額な場合はそれ相応の手厚いサービス内容かを見極めます。コストと品質のバランスを考え、予算内で最も目的に合った会社を選ぶことが大切です。
コミュニケーションのスムーズさは、安心して依頼できるかどうかの重要なポイントです。問い合わせた際の返信の速さや、こちらの要望・質問に対する対応の丁寧さをチェックしましょう。打ち合わせでこちらの話をしっかり聞き、専門用語もわかりやすく説明してくれる担当者なら信頼できます。長く付き合うパートナーとして、コミュニケーションの相性は見逃せません。
企業・業者ごとに、在籍デザイナーのスキルや使用しているソフト・技術にも差があります。最新のデザインツールへの対応状況や、必要に応じて動画編集や3DCGなど特殊な技術を持っているかも確認しましょう。特に、特殊印刷や凝った加工が必要な場合は、そうした技術に精通している会社かどうかが成功のカギになります。
日本では、原則としてデザインの著作権はデザイナー本人に帰属します。ただし、会社の従業員が職務として作成した場合など、一定の条件を満たすと会社に帰属する例外もあります。なお、著作者人格権（勝手に改変されない権利など）は法律上譲渡できないため、「行使しない」ことを契約で取り決めるのが一般的です。
納品後の利用範囲や二次利用の可否、データの改変が可能かどうか、著作権の譲渡か利用許諾か（買い取りの有無や追加費用の有無）といった点は、契約で事前にしっかり明確にしておきましょう。
納期を守れるかもプロとして重要な資質です。過去の実績や問い合わせ時の対応から、スケジュール管理がしっかりしていそうか見極めましょう。例えば「◯月◯日までに初稿提出」「毎週進捗報告」といった形で工程を提示してくれる会社は信頼できます。タイトなスケジュールのプロジェクトなら、納期遵守のための体制（担当者の人数や進行管理方法）が整っている会社を選びましょう。
最後に、客観的な評価も参考になります。インターネット上でその会社名を検索し、口コミや評価がないか調べてみましょう。直接の口コミが得られなくても、制作事例ページでクライアント企業名やコメントが掲載されていれば信頼の手がかりになります。周囲に聞ける知人がいれば評判を尋ねるのも良いでしょう。第三者からの評価が高い会社は、やはり安心感があります。
デザイン制作業務の依頼の流れ
実際にデザイン業務を業者・会社に依頼するとき、どのような流れでプロジェクトが進むのでしょうか。ここでは、問い合わせから納品後までの一般的な進行フローをご紹介します。初めてでも流れを把握しておけば、安心して依頼できます。
問い合わせ・ヒアリング
まずは興味を持った業者・会社に連絡し、プロジェクトの概要を伝えます。メールや問い合わせフォームから依頼したい内容（制作物の種類や数、目的、希望納期など）を連絡すると、担当者から折り返しヒアリングがあります。
ヒアリングでは、デザインの目的やターゲット、予算感など詳細を質問されますので、要望や不安な点を遠慮なく伝えましょう。この段階で秘密保持が必要な情報がある場合は、事前に機密保持契約（NDA）を結ぶこともあります。
提案・見積もり
ヒアリング内容をもとに、相手側から提案書や見積書が提示されます。提案書には、デザインの方向性やコンセプト、作業範囲などが示され、見積書には費用内訳やスケジュールが記載されます。提案内容と見積金額をしっかり確認し、不明点があれば質問します。
複数の会社に問い合わせている場合は、金額だけでなく提案の質や対応の丁寧さも比較検討しましょう。ここで納得できる提案が得られれば、次のステップに進みます。
契約・機密保持契約
依頼する会社を決定したら、正式に契約を交わします。契約書には、業務範囲（成果物）や納期、料金支払条件、著作権の扱いなどが明記されますので、内容をよく確認しましょう。同時に、まだ締結していなければ秘密保持契約（NDA）も取り交わします。契約書の取り交わしによって、依頼内容が正式に確定し、お互いの責任範囲が明確になります。
キックオフミーティング
契約が結ばれたら、プロジェクト開始にあたってキックオフミーティングを行います。ここでは、依頼先の担当チームと依頼主で顔合わせをし、改めてプロジェクトのゴールやスケジュールを共有します。
ヒアリング内容を踏まえて詳細な打ち合わせを行い、デザインの方向性や制作プロセス、コミュニケーション方法などを確認します。キックオフで認識をすり合わせることで、この後の制作作業がスムーズに進みます。
デザイン制作・フィードバック
本格的なデザイン制作の工程に入ります。デザイナーがラフ案や初稿デザインを作成し、一定の段階で依頼主への提出が行われます。提出されたデザイン案に対して、フィードバックを行いましょう。
色味の変更やレイアウトの調整など、気になる点は具体的に伝えることがポイントです。通常、数回の修正サイクルを経てデザインをブラッシュアップしていきます。良いデザインに仕上げるためには、依頼先とのコミュニケーションとフィードバックが欠かせません。
最終納品・検収
デザインが完成したら、最終成果物の納品となります。納品形態は、印刷物であれば現物や印刷データの受け渡し、Webやデジタルデータであればデータ納品など、契約時に取り決めた形式で行われます。
納品物を受け取ったら、内容の検収を行いましょう。デザインに誤字脱字がないか、色やサイズなど仕様が合っているかを確認し、問題がなければ正式に受領します。万一修正や不備対応が必要な場合は、このタイミングで依頼をしましょう。
請求・支払い
支払条件は当事者間の合意で定めます。取引形態によっては下請代金支払遅延等防止法の対象となり、受領日から60日以内の支払期日設定が求められる場合があります。
初回取引だからといって一律に「納品後◯日」が一般則というわけではないため、支払情報（支払日・手段・手数料負担・分割や前金の有無）を事前に合意し、契約書・見積書・発注書など記録の残る形で明文化しておきましょう。
アフターフォロー・トラブル対応
プロジェクト完了後も、親切な会社であればアフターフォローに応じてくれるものです。納品後に発覚した細かな不具合修正や、追加のデザイン調整が必要になった場合、まずは相談してみましょう。契約範囲を超える対応は別途費用となることもありますが、迅速かつ誠実に対応してくれる会社なら安心です。
また、デザイン制作中に万一納期遅延やコミュニケーションミスなどのトラブルが起きた場合の対処も、その会社の真価が問われる場面です。アフターフォローまで含めて信頼できる会社と長くお付き合いできれば、今後の制作も心強いパートナーとなってくれるでしょう。
デザイン制作を依頼できる業者・会社の特徴・種類
一口にデザイン制作を請け負う企業といっても、その形態や規模、得意分野や料金体系は様々です。ここでは、デザイン業務を依頼できる業者・会社をいくつかの観点から分類し、それぞれの特徴をご紹介します。自社のニーズに合ったタイプの会社選びの参考にしてください。
形態／規模別
業者・会社の組織形態や規模の違いによって、得意な対応範囲やサービス内容に違いがあります。会社の体制ごとの特徴を理解しておきましょう。
総合デザイン会社・総合制作会社・印刷会社
広告やWeb、グラフィックなど幅広い領域のデザイン業務を一括して扱う会社です。規模が大きく、多様な専門スタッフが在籍しているため、ワンストップで様々なクリエイティブに対応できます。企画提案からマーケティング戦略まで含めて支援してくれるところもあり、大型案件や総合的なブランディングに向いています。ただし提供範囲が広い分、費用は高めになりがちです。
近年は印刷会社も総合デザイン会社のような形でレベルの高い企画提案とクリエイティブを提供しているところや、印刷や加工を含めたトータルプロデュースを行なっているところなど、様々な形でデザインサービスを提供しています。
専門特化型のデザイン会社
特定の分野に特化したサービスを提供する会社です。例えば、パッケージデザイン専門、Webサイト専門、ロゴ・ブランディング専門といった具合に、自社の得意ジャンルを絞っています。その分野におけるノウハウや表現力が高く、「その道のプロ」ならではの提案が期待できます。
自社のニーズが明確で、その分野に強いパートナーを求める場合に適しています。特に印刷会社は、様々な制作物を担当してきた歴史から、自社の印刷物の強みを活かしたデザイン業務・事業に昇華させているところも多く見られます。
ブティック型のデザイン事務所
制作物を伴わないブランドデザイン業務などでは、「ブティック」と呼ばれる比較的小規模で少数精鋭のデザインチームによる事務所も活躍しています。独自のクリエイティブセンスや個性的な作風を強みに、質の高いデザインを提供します。規模が小さい分、トップデザイナーと直接やり取りできることも多く、細部までこだわったものづくりが可能です。
ただし一度に対応できる案件数に限りがあったり、大規模案件では外部パートナーと組むケースもあります。逆に、総合制作会社や印刷会社へ制作物を依頼した際に、デザイン業務だけ担当するためにアサインされることもあります。
フリーランスのデザイナー
会社組織に属さず個人で活動するデザイナーに依頼する方法です。フリーランスは営業経費などの間接コストが少ないため、比較的安価な料金で依頼できる場合が多いのがメリットです。また、得意分野がはっきりしている人に依頼すれば、その分野に特化した高クオリティの成果が期待できます。
一方で、スケジュール管理や品質管理を一手に担うことになるので、信頼できる相手かどうか見極めが重要です。事前にポートフォリオやこれまでの評価を確認し、コミュニケーションを密に取ることで、リスクを減らせるでしょう。
クラウドソーシング
インターネット上のプラットフォームで、不特定多数のデザイナーに仕事を募集・発注する方法です。公募形式で複数の提案を募り気に入った案を採用したり、登録デザイナーの中から直接依頼したりできます。メリットは、多様なアイデアを低コストで得やすい点や、全国から人材を見つけられる点です。
ただしデザイナーごとにスキルや品質がまちまちなので、成果物のクオリティにばらつきが出たり、直接会って打ち合わせができない分コミュニケーション面の不安もあります。小規模案件や予算を抑えたい場合の選択肢になりますが、応募者の実績や評価を確認した上で依頼先を決めることが大切です。
いずれにしても、デザイン業務に付随する制作業務が発生する場合には、やり取りのスムーズさ、デザインの実現・具現化可否、その精度等を鑑みると、実際の制作物納品までを担当できる総合制作会社や印刷会社に一度相談すると安心かもしれません。
大手と中小デザイン会社の違い
会社の規模の違いによっても特徴が異なります。まず大手の制作会社や印刷会社は、豊富な人員と確かな実績を持っており、各分野の専門スタッフがそろっているため質の高い総合的なサービスが期待できます。特に大規模プロジェクトや複数領域にまたがる案件で力を発揮しますが、その分どうしても費用は高くなりがちです。
一方で中小規模の会社は、組織がコンパクトな分柔軟でスピーディーな対応が魅力です。予算や要望に応じてきめ細かく対応してくれたり、社長やベテランデザイナーが直接対応してくれるケースもあります。ただしリソースに限りがあるため、案件によっては対応しきれない場合もあります。
プロジェクトの規模や予算に合わせて、大手が適しているのか中小が適しているのか判断すると良いでしょう。
業界領域別の特徴
次に、得意とするデザイン分野・領域による違いを見てみましょう。あなたが制作を依頼したいものが明確であれば、その分野に特化した会社を選ぶことでよりスムーズに進行します。
グラフィックデザイン会社
ポスター、チラシ、パンフレット、名刺、ロゴマークなど、印刷物を中心としたグラフィックデザインを手掛ける会社です。レイアウトやタイポグラフィ（文字組み）に優れ、視覚的に訴求力の高いデザイン作成が得意です。
印刷会社自体がデザイン制作のみを請け負う場合もあれば、印刷や製作業務までを担当することも多いです。デザイン業務専門会社が印刷会社と連携している場合も多く、用紙選びや色校正など印刷工程を見据えたデザイン提案が受けられる点も強みです。
Webデザイン・UI/UXデザイン会社
Webサイトやスマホアプリのデザインを得意とする会社もあります。コーポレートサイト、ECサイト、ランディングページなどの画面設計からビジュアルデザインまでを行います。ユーザーの操作性（UI）や使い勝手の良さ（UX）を重視し、最新のWebトレンドや技術にも精通しています。
モバイル対応やSEOを考慮した設計、場合によってはコーディングまで含めて請け負う会社もあります。デジタル分野の発信を強化したい場合に最適です。
CI・VIデザイン専門会社
CI（Corporate Identity）・VI（Visual Identity）とは企業の視覚的なブランド戦略のことです。企業ロゴやコーポレートカラー、書体、ブランドガイドラインの策定など、企業やブランドのアイデンティティ確立を専門とする会社もあります。
企業理念や事業内容を深くヒアリングし、それを象徴するロゴマークやデザインシステムを構築するのが得意です。出来上がった成果物は企業の顔として長期にわたり使われるため、経験豊富で戦略的な提案ができる会社が望ましいでしょう。
パッケージデザイン会社
食品・日用品・化粧品など商品のパッケージデザインは、商品の形状や素材、陳列されたときの見栄えまで考慮し、消費者の目を引くパッケージを企画・デザインします。
印刷物同様に紙やフィルムへの印刷知識が必要なほか、立体物としての造形感覚も求められる分野のため、パッケージデザインを専門としている業者もありますが、印刷会社が得意としている傾向があります。商品ブランディング戦略と絡めてデザインしてくれる会社も多く、新商品発売時などには心強いパートナーとなります。
映像・動画制作会社
テレビCM、YouTube広告、企業紹介動画、アニメーション動画など、映像コンテンツの企画・制作をメインとする会社です。撮影が必要な場合はカメラマンやディレクター、編集者などがチームで対応し、アニメーションやCG制作の場合はモーショングラフィッカーやCGクリエイターが在籍します。
デザイン制作というより映像制作プロダクションと呼ぶこともありますが、近年はWebやイベント向けの動画制作需要も高まっており、総合的な制作会社や印刷会社の中に映像部門があるケースも。動画で伝えたいメッセージがある場合には、こうした映像専門チームに依頼すると高品質なコンテンツが得られます。
価格帯・料金体系別の特徴
最後に、料金面での違いについて押さえておきましょう。予算に応じて選択肢が変わりますし、料金体系の理解は後々のトラブル防止にも役立ちます。
低価格帯のデザイン会社・サービス
相場より格安な料金で請け負うサービスや個人デザイナーも存在します。テンプレートを活用したり、デザイン工程を簡略化することでコストを抑えている場合が多く、小規模な案件や予算が厳しい場合に利用しやすいです。
ただし「安かろう悪かろう」では困るので、料金が安い理由（実績作りのため、テンプレ活用など）を確認し、過去の作品クオリティもチェックするようにしましょう。
中価格帯のデザイン会社・サービス
一般的な中堅のデザイン会社や制作会社、印刷会社、経験豊富なフリーランスが該当します。料金は平均的ですが、打ち合わせや提案にもきちんと時間を割いてくれるため、コストパフォーマンス良く満足度の高い成果が得られることが多いです。
中価格帯でも会社ごとにサービス範囲が異なるため、見積もりに含まれる内容（提案回数や修正対応回数、印刷手配の有無など）を比較して選ぶと良いでしょう。
高価格帯のデザイン会社・サービス
大手の制作会社やブランディング専門会社、有名デザイナーが率いる事務所などは、費用が高額になる傾向があります。その代わり、大人数でのプロジェクトチーム編成や市場調査を含めた戦略的な提案など、非常に手厚いサービスとハイクオリティな成果物が期待できます。
企業の重要プロジェクトや大規模キャンペーンでは、高価格でも実績ある会社に頼むことで安心感を得られるでしょう。
料金体系の違いに注意
多くはプロジェクトごとの固定料金や、作業量に応じた時間単価制で見積もられます。成果物の公開後の効果に連動する成功報酬型はデザイン分野では一般的ではないため、採用する場合はKPIや算定方法、上限・下限、検証の条件を契約で明確にしておくことが重要です。
いずれの方式でも追加費用の発生条件（修正回数超過、仕様変更、印刷手配や色校正の有無など）を見積段階で確認しましょう。
まとめると、デザイン制作を依頼する業者・会社を選ぶ際には、自社の目的に合ったパートナーかどうかが何より重要です。選び方のポイントを参考に候補を絞り、依頼の流れを把握しておけば、初めてでも落ち着いて発注できます。ぜひ本記事の内容を活かして、理想の業者・会社と出会い、安心してものづくりを進めてください。